アオダイショウ(Elaphe climacophora)の学名の由来

属名であるelapheは、ギリシャ語でシカを意味するelaphoから来ていると考えられている。その滑らかな表面が鹿の角に近いことや、模様が鹿の角に似ていることが由来と考えられるが、Leopold Fitzinger (1833) がその理由を明記していないため詳細は不明。

 

また種小名であるclimacophoraは、「climaco」がラテン語でハシゴを意味し、「phora」が英語のbearing(〜をもたらす、〜をもつ)を意味する。つまり、アオダイショウの縦縞と染みをハシゴ模様と見做しているらしい。個人的な感想を言うと、あまりハシゴには見えないけど。